シナリオ「モノクローム・フェザー」/オープニングフェイズ

●解放

マスターシーン
◆解説
“モノクローム・フェザー”が復讐のためのウィルス作成を開始する。
◆描写

真っ暗。電子音。かすかな光に照らされ、女性の輪郭が映し出される。無表情。 ディスプレイにコードが写され、ざーっとスクロールしていく。

◆セリフ

▼ハルカ
「プログラム、起動」

◆結末
ディスプレイに一瞬「Exec.Apocalypse」と映し出され、再び暗転。


●カブキ:ネバーランドのティンカーベル

登場:登場不可
◆解説
カブキがティンカーベルに呼ばれ、ローザの母親捜しを手伝うように言われる。
◆描写

昼間。笑い声が聞こえる。知り合いの男の子が大きな声を張り上げる。
部屋。ティンカーベルと、もう1人見慣れない女の子が待っている。
15歳くらいの黒髪、黒目。体格はほっそりとしている。

思わぬ事の成り行きにあたふたするローザ。
言いたいことだけ言って、ティンカーベルは子供に呼ばれて部屋から出ていってしまう。

あとには取り残され心細そうにしているローザの姿があった。

◆セリフ

▼男の子
「カブキーっ! ティンカーベルがお呼びだよー!!」

▼ティンカーベル
「来たね」
「彼女はローザ。レッドエリアのストリートを1人でほっつき歩いていたんで連れてきたんだけどね」
「聞いてみたら、父親を亡くしてしまって、行方不明の母親を捜しているんだってさ」
「カブキ、あんた、彼女を手伝ってやっとくれ」

▼ローザとティンカーベル
「そ、そんなことまでしていただくわけには……」
「あんたみたいな世間知らずを放っておくのも寝覚めが悪いんだよ」
「というわけだから、くれぐれも彼女を頼んだよ」

▼子供とティンカーベル
「おねーちゃーん!」
「じゃ、あとは頼んだよ? 今行くよ!」

▼ローザ
「え、えっと……」
「すみません。こんなことになってしまって」

◆結末
部屋を出たところでティンカーベルがクレジットを3枚投げてよこす。
「大事に使いな」
以降、ローザは同行者となる。


●クグツ:ヘッドハント

登場:登場不可
◆解説
クグツが早川美沙に呼ばれ、“モノクローム・フェザー”のスカウトを依頼される。
◆描写


物静かな執務室。
所在なげに課長の椅子に座っている早川美沙の姿が見えた。
彼女はコホン、とわざとらしく咳払いをして話を切り出した。
なんとなく申し訳なさそうな顔をしているように見えるのは気のせいか。

命令を読み上げた彼女の顔には「わたしが考えたわけじゃないのよ」と書いてある。

◆セリフ

▼早川美沙
「ごくろうさま」
「さっそくだけど、最近、複数企業が被害を受けているデータ盗難事件については知っているかしら?」
「今回の任務は……」
「そのデータ盗難事件の犯人を我が千早に引き込むこと、です」

「今回の犯人ですが“モノクローム・フェザー”というハンドルであることだけは突き止めました」

◆結末
「悪いけど、よろしくね。あ、手当を振り込んでおいたから」
報酬点5点を入手する。


●カゲ:極秘指令

登場:登場不可
◆解説
ウィリアム多聞に極秘データの奪還の指令を受ける。
◆描写

沈黙。K−TAIが鳴る。
ウィリアム多聞の声が聞こえる。

◆セリフ

▼ウィリアム多聞
「カゲ。申し訳ありませんが、緊急任務です」
「我が社に保管していた極秘データが盗まれました」
「既に犯人が通ったルートにはアタリをつけています。ただちに追跡してください」

◆結末
「データの奪還が適わないようならば、破壊しても構いません」
通信が切れると同時に報酬点5点が振り込まれていた。


●ニューロ:

登場:
◆解説
◆描写

◆セリフ


◆結末


●トーキー:

登場:
◆解説
◆描写

◆セリフ


◆結末