クトゥルフ・ハイパーボリア/あふたーせっしょん:迷走編

クトゥルフ・ハイパーボリア/あふたーせっしょん - ワタシノ地球語ハワカリニクイ
クトゥルフ・ハイパーボリア/あふたーせっしょん:PC一行ご紹介編 - ワタシノ地球語ハワカリニクイ
クトゥルフ・ハイパーボリア/あふたーせっしょん:状況説明編 - ワタシノ地球語ハワカリニクイ

はてさて。かような状況に探索者一行は如何にして挑んだのかというと。
◆1日目

夕暮れ時に村に到着。村長から事件の経緯を聞き、メリッサに客室に案内される*1。この時、メリッサにワインを持ってくるように命じている*2カナガードの姿を見かける。
  • この時のカナガードの行動を覚えていれば、もうちょっとスムーズに事件は進展していたかもしれません_| ̄|○

◆2日目

家畜を惨殺されたところを目撃したという3人……アルヒデス、ラノラダ、ハルザ……の元に話を聞きに行き、彼らが目撃したという場所に行ったのだが特に収穫はなし。
  • まぁ、ことごとく目星判定を失敗していたわけですがね!(つД`)
夕方、ヤーン・ザイのいる白い塔へ。ここで娘であるスーヨンとも会うことに。
湖の底にある都市や中央にある島のほこらを見つけ、さらにそれらが「眠れる者」と関連しているものであろうことをディヴィットは知るが、この時点では手を出さずに引き返すことに。
その後、ラノラダじいさんやメリッサからヤーン・ザイの噂を聞いてみたところ、ぶっきらぼうだけど敵じゃなさそうだよね、という結論に。
そして、夜。
客室が雨漏りしたということで、何故かそれぞれの個室の距離が空いている、という謎の部屋割りが発生。
家畜が襲われている以上、我々も警戒する必要があるという理論のもと、1部屋に2人ずつが詰めることに。
夜も更けたところで窓を叩く音が。目を凝らしてみると外には小石を窓に投げているフードを被った人の姿が。
彼を追う4人だが、森の中で即座に迷子に。さらに、投石によりカンテラによる灯りも消される始末。
そして、途方にくれる一行の耳に地が揺れるほどの大きな足音が
ディヴィットとガリバルディがその足音の主である巨大な獣がガグである、と理解するがそんなことがわかっても状況は好転しない。
必死に逃げる4人だが、ティキとディヴィットはガグに捕らわれてしまうのであった……。
  • ゴメンナサイ。最初に他の人に気づかずに逃げ出していたのは私でした_| ̄|○

◆3日目

翌朝。途方に暮れるガリバルディとフェルディナントだが、気を取り直し、村長宅近くの周辺の廃屋に手がかりを求めて調査に向かうことに。
そして、廃屋近くにあった穀物貯蔵庫で腐乱死体を発見するが、顔面が潰されているため、肝心の身元が割り出せない。
ややあって、貯蔵庫の奥にあった石の扉に気づき、それを開けると、そこには昨夜ガグに捕らわれたはずのティキとディヴィットがいた。
彼らはガグによってここに引きずられ、拘束されていたのである。
  • この時点でPLでは精神交換の魔法を使ったんじゃないか説が浮上。しかし、入れ替わり先がわからないという悶々とした状態に。
件の腐乱死体は、ティキによって最近手配されていたツァトゥグァ信者であることが判明。
こんなものがある以上、一番近くにある村長宅にいる人間が怪しいよね、ということで村長宅に忍び込み調査することに。
が、村長宅に忍び込もうとしたフェルディナントがあっさりメリッサに見つかり、いたずらに村長たちの反感を招いただけの結果に_| ̄|○
  • しかし、こう書いてみるとこの時点ですでにかなり焦っていたような気がするなぁ。
  • で、あとはほこらしかないよね、ということでヤーン・ザイにボートを借りるべく白い塔へ。
湖の中央にある島のほこらを調査すべく、ヤーン・ザイのボートを借りようと白い塔へ一行は足を向ける。
が、ここでヤーン・ザイが「監視する者」「眠れる者」というキーワードを聞いた瞬間、態度を豹変。突然、ボートは貸せない、と言い始める。
しばしの押し問答の末、彼はこの事件の犯人……ヤーハース・ニグ……を知っていることを語るのであった。
しかし、彼もヤーハース・ニグが誰とすり替わっているのかは知らないらしい。
十中八九、村長宅の誰か、という目星がついてはいるものの、メリッサの目が光っているため思い切った行動に出られない探索者一行が取った行動とはっ!?
「いったん、応援を呼ぶために引き上げます」
……と見せかけて、犯人の動きを誘う作戦に。その後はこっそり村長宅の周辺を見張る方針をとることに。

この日の夜はものの見事に空振り。
  • 実は探索者を外に出さないためにコモリオムに続く道をガグによって土砂で埋めていたわけですが、それに気づくすべはなかった。

◆4日目
ここで、なかなか核心に辿り着かないPCたちの迷走っぷりを見るに見かねたGMから助け船が。
「行方不明になった人たちって調べた?」
「……あ」

行方不明となった若者が捜索に向かった方向に行くと、土砂崩れで他の村に向かう道がふさがれている。しかも、あからさまに巨大な獣がやった形跡が見られる。
行方不明者はてっきり惨殺されたものだと思いこんでいたPLたちはここで「もしかして、どこかに閉じこめられているんじゃ……」という考えに及ぶ。 空き家を調べるが空振り。当てが外れた探索者たちは大あわて。
ここで「眠れる者」が眠っているのは地下→地下室が怪しい、という方程式がポップアップ。
そして、村長宅の地下室調べてなかったということに気がつくPC一行。「またですか?」と言わんばかりのかなり冷たい目をしたメリッサに睨まれつつ調査をするとワイン倉庫に隠し階段がっ!!
  • この地下室に辿り着いたとき、全員が冒頭のカナガードがワインを頼んでいたのを思い出したのは言うまでもなかった_| ̄|○
その先にはいくつかの鉄格子のはめられた縦穴があり、その底には行方不明だったであろう若者たちの死体があった。さらにその先には儀式に使われたであろう祭壇が。
祭壇の隠し階段を経て、広大な眠れる者の都市を抜けたその先は湖の中央にあるほこらだった。
とりあえず、ヤーハース・ニグの儀式を阻止すべく祭壇を破壊し、死体を処分することに。
が、死体を燃やしたところなぜかあがる断末魔の悲鳴。どうやら死体に無理矢理魂をとどめている状態らしい。ティキが清めた剣を持っていたためこれで泣く泣く成仏させてやることに。
犯人はワイン倉庫を開けられる村長であることを確信しつつ、地下室から村長宅へ戻ることに。
で、村長宅に戻ると血まみれになったサイホースと、彼を刺したであろう短剣を持ったまま村に出ようとするカナガードの姿が。
サイホースが言うには「話を聞こうとしたらカナガードに突然刺された」という。
が、そのサイホースの言葉に秘められた嘘をティキが看破した瞬間流れるような動作ですかさず攻撃を仕掛ける。おかげでサイホース=ヤーハース・ニグ、いきなり瀕死に。
結局、この一撃が決めてとなり、ヤーハース・ニグはガグを召喚する暇もなくあっけない最期を遂げたのであった。
  • ちなみに外に出て行ったカナガードはメリッサに取り押さえてもらった。
こうして、シャウン村の危機は去った。
探索者が回収していたはずの村長=ヤーハース・ニグが貯蔵していた書物がいつの間にか無くなっていた、という怪現象が発生したが、それはまた別の話。

*1:それぞれに個室があてがわれたためPLが微妙なツラになっていたのは内緒

*2:「カナガード自身はワイン倉庫には入れない」「何処かにワイン倉庫がある」という情報の伏線