シナリオ:貴方と一杯の珈琲を/あふたーせっしょん


というわけで、今日は友人宅にお邪魔して異能使いのシナリオをやってきました。

ライフパスのいたずら(+PLの邪気)によってゲイのPCが発生したり、PCの行動によってラブコメ成分を予想以上に増やされたりしましたが、おおむね楽しんで頂けたようで何よりでした。
お付き合いいただいてありがとうございました(ぺこり)

ネタバレもあるので、セッションのおおまかな内容はこちら↓からどうぞ。
(編集中)

◆プリセッション

……ライフパスでNPCとの因縁を決定している時。
GM:む。その出目だと……「愛情」だなぁ。御影陣(男)か、セシル・ミッテラン(女)のどっちがいいかね?
PC3……じゃ、御影陣で。
GM:……あれ? キャラクター、女だったっけ?
PC3:いや、だよ?
全員:Σ(゜Д゜; ゲ、ゲイですか!!?

という風な波乱の一幕もありますが、とりあえず以下の面々が今回のPCとなりました。

PC1:黒須獅子(くろす・れお)/異能属性:影
所属:六道学園/運命:四条若葉(保護)

PC2:炎三十郎/異能属性:炎
所属:天老院/運命:沙雨稀人(友情)

PC3:萌殺(もえ・ころす)/異能属性:生命
所属:ワールドリンク/運命:嘲笑うモノ“ゴーストライター”(道標)

PC4:白夜翼/異能属性:光
所属:天武八家/運命:氷室唯(共鳴)

……PC3が最初からフルスロットルで飛ばしているような気もしますが、気にしないように

◆オープニング
萌殺の場合
ワールドリンクから依頼された任務を終えたところにゴーストライターが現れ、彼にゲームを持ちかける。

ゴーストライター:いつものゲームでも、と思ったんだけどね
:興味ない(立ち去ろうとする)
ゴーストライター:おや、今回の舞台は御影陣クンのいる太色市なんだけれどね?
なんだと!!(物凄い勢いで振り返る)
というわけで、魔人ゴーストライターがお膳立てを整えた事件に首を突っ込むハメになった。
魔人がヒントとして残した言葉は「キリサメ」

黒須獅子の場合
学園内に笑顔向上委員会なる謎の組織を打ち立てた彼は危機に陥っていた。生徒会に承認されていない組織だったので不当に占領していた一室を追い出されたのである。仕方がなく、帰路に着いた彼は大雨に降られ、たまらず偶然に見かけた喫茶店に駆け込んだ。

ウェイトレスの女の子:「……お待たせしました」(珈琲を持ってきた)
獅子:「う〓ん。笑顔がないのは良くないな」(言いながら、若葉の頬を引っ張る)
ウェイトレスの女の子:「! ひゃ、ひゃめてくだひゃい〓」
獅子:(聞いてない)「うん。やっぱり笑った方がいい」
ここは新しい溜まり場に使える!と彼は心の中で決断していた。

炎三十郎の場合
普段は非常勤講師として六道学園に勤めている彼に、天老院のエージェントである鴉から連絡が入る。

:……エージェントの沙雨稀人が任務中に消息を絶ちました。
三十郎:……何、沙雨が!?
:そこで、貴方に彼の任務を引き継いでいただきたいのです
三十郎:わかった。だが、沙雨は何も手がかりは残していなかったのか?
:彼からはほとんど、連絡がなかったもので。ただ、最後に1つだけ「キリサメ」という言葉を残していたそうです。
三十郎:それだけか? 報連相を怠るとは由々しきことだな
:……以後、徹底させることにします。
……上の2人に比べると驚くほどまともな展開でした
さっそく彼は資料を調査すべく、天老院へと向かいました。

白夜翼の場合
放課後。同級生であり、同じ天武八家の一員でもある氷室唯(彼女は“氷”の血統で、翼は“光”の血統)がチャイムが鳴るなり、こちらに向かってきた。

氷室唯:最近、黒須の様子が怪しいのよ。放課後になると嬉しそうな足取りで、すぐに帰っているみたいだし(それまでは放課後は笑顔向上委員会の活動と称して、遅くまで暴れていた)……もしかしたら、学校の外の子と付き合ってるのかも
あの先輩(獅子は2年生で、この2人は1年生)が!?
:……見てみたいと、思わない?(にやり)
:それは是非、調査する必要がありますね……(にやり)
数分後、2人はスキップ気味に道を行く黒須獅子を尾行していた。

メイン:
PC2と3が調査を続けるなか、PC4はPC1を尾行中に結界の存在に気づく。
そして、その中でPC1を見失う。
PC1は既に一週間近く、喫茶店に通いつめており、互いの名前を聞いていた。
やがて、PC1は喫茶店の中で違和感を覚えるが、特に気にしていなかった(笑)

とあるきっかけで合流し、喫茶店へ向かった4人だが、途中ではぐれてしまい、喫茶店に付いたのはPC1とPC4だけだった。
そして、取り残されたPC2とPC3は行方不明になった沙雨稀人と再会するが、彼はキリサメに身体を憑依されていた。

一端、その場を退いた2人は調査をつづけるウチにキリサメが明治末期に現れ、災害を引き起こしていたことを知る。そして、その原因である魔人との争いと、残ったキリサメを封印するために四条という血統の巫女を手にかけたことも。
そして、その巫女の血統が喫茶店の娘である四条若葉であり、彼女はキリサメを封印するための人柱のような存在であることも突き止めた。

PC2の報告から事件の真相を知った天老院はキリサメが現れるための媒介になっている若葉の殺害を決定するが、それまでに2日の猶予をPC2に与える。
PC2の口から真相を聞いた3人は悩んだ挙げ句、キリサメの試練を受けることで帰還してもらうことを考えつく。(結局、若葉に対するキリサメの干渉を解除する方法は思い浮かばなかった)

クライマックス
はたして、キリサメは、PCたちの提案を受け入れ、自分に打ち勝つことを課す。
PCたちはなんとかキリサメの試練に打ち勝ち、彼を帰還させることに成功する。