「ミッション:死体蘇生者、再び」/シナリオ概要
◆セッティング
このシナリオはランク1でレベル2〜3のキャラクター4〜5人がプレイすることを想定したものである。
「対象:場所」の「進行」能力は、《人物》や《物品》の欄に書かれている情報も得ることができることに注意。
ちなみに、このシナリオは如何に敵組織がトーテンタンツだと思わせられれば、GMの勝ちである。
あっさりモンスターを倒されても泣かないように。
◆舞台
アメリカ合衆国、ニューイングランド6州の1つ、マサチューセッツ州にある小さな街アーカム。
大西洋岸からさほど遠くない所にあり、街の中をミスカットニック河が横切っている。ボストンの北北東約35km、ニューベリイポートからは南へ20kmに位置する。
◆敵組織
宇宙帝国(トーテンタンツと協定を結んでいる)
◆敵モンスター
ムニョス
地球人の優秀な医師だった男。1905年に本来ならば死亡していたところを、奇妙な術を施され死体のまま生き続けることとなるが、1923年、身体の劣化により死亡した。が、18年間、死体に宿り続けることができた精神力を宇宙帝国に評価され、精神体を回収され、新たな身体を与えられる。以後、宇宙帝国植民監査官の地位を与えられ、再び地球に舞い戻ってきた。
ハーバード・ウェスト
かつて、死体を蘇生させる霊薬の作成に狂奔し、人体実験を繰り返していたマッド・サイエンティスト。1921年、実験台にされた死体たちに復讐され、死亡したが、ひそかにトーテンタンツによって蘇生、地下で実験を続けていた。
地下で新鮮な実験台の不足を嘆いていたところ、たまたま彼の研究資料を発見したムニョスによって、スカウトされ、宇宙帝国の移民先となる肉体のメンテナンス役に任命される。本人は実験がやりたい放題なので嬉しそうだ。
◆シナリオ背景
パーシヴァル・ローウェルから植民地の確保を命じられたムニョスはアーカムを密やかに宇宙帝国の臣民の精神に入れ替えてしまおうと画策している。
エージェントたちは彼らの陰謀を暴き、これを排除しなければならない。