魔導英雄伝説

D&D3e Project Rogues in GARGILL's House
Exzardia Campaign?
今日、がーじるさん*1と魔導帝国ネタでだべっていたときに英伝を混ぜたらどうなるんだろうという壮大な構想で発生したネタ。

「じつは閣下、私は現在、いささか苦しい立場に立たされております。ご存じかとは思いますが……」
「イゼルローン*2からの逃亡者*3。糾弾されて当然*4だろうな。ゼークト提督は壮烈な玉砕*5をとげたというのに」
 ラインハルトの返答は冷たい。しかしオーベルシュタインに動じる気配はなかった。
「凡百の指揮官にとって、私は卑劣な逃亡者*6に過ぎますまい。しかし閣下、私には私の言い分があります。閣下にそれを聞いていただきたいのです」
「筋違いだな。卿がそれを主張すべきは私にではなく軍法会議でだろう」
−中略−
「大魔導帝国、いや、エグザードは滅びるべきです。可能であれば私自身の手で滅ぼしてやりたい。ですが、私にはその力量がありません。私にできることは新たな覇者の強力すること、ただそれだけです。つまりあなたです、帝国元帥、ローエングラム伯ラインハルト閣下」
キルヒアイス、オーベルシュタイン大佐を逮捕しろ。帝国に対し不逞な反逆の言辞があった。帝国軍人として看過できぬ」
 赤毛の青年士官は神速の技で右手にワンド・オブ・マジックミサイルワンド・オブ・シアリングライトを抜き持って、彼の胸の中央に狙いを定めていた。
「しょせん、あなたもこの程度の人か……」
「けっこう、キルヒアイス中将ひとりを《腹心》と頼んで、あなたの狭い道をお征きなさい」
「言いたいことをいう男だな」
「恐縮です」
「ゼークト提督からもさぞ嫌われたことだろう、違うか」
「あの提督は部下の忠誠心を刺激する人ではありませんでした」
 平然とオーベルシュタインは答えた。賭けに勝ったことを彼は知った。
 ラインハルトはうなずいた。
「よかろう。卿を貴族どもから買おう」

というわけで、帝国内部から帝国を崩壊一歩手前(とどめはキャプテン・ターク一行の役目らしい)まで追いやる、という建前のもと、「呪文を勉強するキャンペーン」とかをやってみたらいいんじゃないか、みたいな話が出ましたよ?

ちなみに敵は貴族連合なので三下満載*7なのが仕様となります

*1:id:GARGILL

*2:巨大ファイアボールをぶっ放す砲台を備えた要塞と思いねぇ

*3:身かわしで避けた

*4:糾弾ですんで幸運だったなぁ

*5:単に反応STに失敗しただけ

*6:身かわし能力所持容疑者

*7:ブラウンシュヴァイクとかシュターデンとかフレーゲルとか、もう夢のようなラインナップ