プレイスペース広島セッション

今日は先々週ほど人が集まらず予備卓が立つ余裕はなかったので、メイン卓であるソードワールドに混ぜてもらいました。

コンセプトは初心者向けということで、初期レベルPCで軽いシナリオ×2という構成。レベルアップも体験できたので、確かに初心者向けとしてはいいかもしれません。

パーティの面々は以下の4人。

ジム=ライトル(ファイター1/プリースト1)
人間。マイリーの神官戦士で、パーティの壁その1。
ラシード(シーフ2/レンジャー1)
グラスランナー。驚異的な移動力と命中力でGMを恐怖のどん底に突き落としておりました。
エルダー(ソーサラー1/ファイター1/セージ1)
人間。ダイスの神に寵愛されておられたのか、ラストバトルでは鬼のようにクリティカルを連発していた、地獄のアタッカー。
ナターシャ(プリースト1/ファイター1)
ドワーフ。ブラキの神官戦士。パーティの壁その2、あるいは薬箱。

1回目のシナリオは、ある村の川に毒物を流しているのでなんとかしてくれ、とう依頼を受け、上流にある山の洞窟に潜るお話。
入り口近くの小部屋にたむろっていた手下3人を打ち倒したところ、1人が降参させたところでナターシャがこの洞窟の構造を洗いざらいぶちまけさせて、ボスの部屋へ直行。
ボスの正体は錬金術に取り憑かれたキジルシ魔術師でした。ジムが交渉を試みるもののまるで話が通じない模様なので、やむなく実力行使。
エルダーの一刀により、キジルシ魔術師は倒れ、村に平和が取り戻されました。

2回目のシナリオは、その噂を聞きつけた地方の領主からの依頼で、モンスターを従えた謎の男から砦を守る、というお話。
第1話の情報収集時に、賢者の学院*1へ輸送中のアーティファクトである魔物を召還するツボを奪われた、という話を聞いたのですがどうやらその犯人がこの謎の男である模様。が、この男、噂によると物理攻撃が全然当たらず、魔法攻撃しか当たらないらしく、デーモンなんじゃないか? と戦々恐々とする面々。
さて。それから数日後、アナザービーストを従え、謎の男が砦に襲撃を仕掛けてきたわけですが、ラシードの呪歌チャームによってアナザービーストは即座に無力化。謎の男はあっさりと撤退しようとします。
そうはさせじ、とエンチャントされた武器で謎の男をぶったたこうとするジムですが、そんな彼の攻撃はあっさりと回避。どうやら回避は絶対成功する模様。
ただし、呪文は抵抗に成功するのみでダメージを防ぐこと自体はできないようです。
このまま、彼の本拠地を突き止めるべく、ラシードが彼を追跡。謎の男もけっこうな健脚のようですが、所詮グラスランナーにかなうハズもなく、振り切ることもかなわず、本拠地である洞窟を突き止められてしまいます。
追跡途中で見つけた彼のファミリアを殴ったり、効果拡大でぶっ放した魔法でかなりの手傷を負わせ、ツボを奪還していたので、パーティはそのまま洞窟へ突入。
手下の手荒い歓迎が待っているのかと思いきや、男は入り口でグリネル、ヘルハウンドとともに洞窟の通路をふさぐような形で迎撃体勢をとっておりました。
男とグリネルの回復魔法のせいで膠着状態が続く中、エルダーの使役するオークが敵を突破。すかさず「この奥にあるものを手当たり次第、破壊しろ」と命令。
これが結局のところ勝負の決め手でした。オークが数ラウンド後に奥にあった幸運の燭台*2の火を消してしまったため、ラシードのなんでもない攻撃*3によって彼は命を落としました。

2回目の戦闘はかなりシビアな戦闘で初心者向けには厳しすぎるのではないかなぁ、とか思いましたが、プレイヤーとしては非常に緊張感に満ちた楽しい戦闘でした。

ただ、戦闘時やら何やらに「挟撃は発生しないんですか?」とかシーフをローグと言い間違えたり、モールとロングボウを背負った上にフルプレートを装備できることに感動できたり、となんか変なモノに毒されているなぁ、としみじみと思ったり、思わなかったりしたのは内緒。

*1:魔術師ギルド

*2:ロウソクの火がついている間、持ち主の判定を完全成功させるアーティファクト。ただし、火が消えると不幸の燭台となり、判定は全てファンブルとなる

*3:出目が3