ROME: Total War

PCゲームレビュー「ROME:Total War」

慣れるまで敷居はちと高そうだけど、最近「ローマ人の物語」でポエニ戦役のくだりを読んでたりしてタイムリーだし、面白そうなので挙げて見た。

本作「ROME: Total War」の舞台となる世界は、表題の通り古代ローマ。建国から分裂後まで含めると2000年以上の長い歴史を持つローマ帝国だが、本作ではイタリア半島が統一され地中海を挟んだ強国カルタゴとの衝突が始まる紀元前270年から、帝政が始まり初代皇帝アウグストゥスが没する紀元14年までの、ローマの覇権が最も著しく拡張された約300年間がテーマとなっている。
やっぱり時代が時代だけにファランクスでぶつかっている間に騎兵隊がまわりこんで……なんてことが可能らしいのですよ。
で、プレイヤーはどうもローマの一氏族を担当するらしく、実権をにぎるにも元老院の依頼を聞いたりしなければならないなどで、執政官への道は険しそうです。
オマケでハンニバルとかピュロスとかをPCがやるキャンペーンとかもあっても面白いかもしれませんなぁ。

で、面白そうなのはマルチプレイで戦闘が行えるらしいこと。リアルタイムだけに慣れが必要そうですが、かなりそそられる要素です。

で、日本語版は……

最後に、本作はコーエーから「ローマ:トータルウォー」として完全日本語版の発売が11月に予定されている。英語版である本作のゲーム中に登場する文章はユニットの解説や歴史イベントなど結構な量になるので、これが日本語で楽しめることが確実になったことは非常にうれしい。これで、海外で始まったマルチプレイのラダーリーグ(ランキングシステム)のようなコミュニティが日本国内でも展開されたら楽しいだろうなァ、と期待してしまう筆者である。
ということらしいです。

……要するに、日本語版が出たら誰か一緒に遊ぼうよ〓と言いたいわけです、ハイ。