ギルの手記

ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ」ですが、ちと厄介な状況になっています。
ちと主人公であるギルの手記風味に書いてみようかと。

XX月XX日
見捨てられた聖地地下10階から11階へと下る階段の途中でこれを書いている。
すでにジュエル(※)も、ポーションも尽きかけてきており、残っているのは気力(※)だけだ。
そもそも、何故こんなことになってしまったのだろうか。

……異変に気づいたのは地下7階でのことだった。誤って「ポーション・オブ・エナジードレイン」を飲んでしまい瀕死(※)に陥ってしまったため探索を断念し、神殿に帰還すべくバックパックを探ったときにそれに気づいたのだ。
フェザー(※)が無くなっていたのだ。どうやら、ポーションをイシター神に捧げているときにフェザーも捧げてしまったら(※)しい。イシター神も一言、注意するくらいしてくれてもよさそうなものだが。
……ともあれ。フェザーが無くなった以上、先に進むしか選択肢はない。
先の地下迷宮では10階に帰還用の魔法陣が展開されていたので、この聖地にも同じような魔法陣があることを期待することにしよう。
しかし、その期待はものの見事に裏切られ、ブルーナイトやらハイパーナイトやらにおそわれ、挙げ句はローパーに追いかけ回されつつも、ここまでたどり着いたのだ。
次に魔法陣がある可能性があるとすれば、15階になるのだろうか。

さて、なんとか先に進むだけの体力は回復したようだ。当然、傷が癒えることはないが、それは耐えるしかないだろう。
では、行くとしよう。なんとかイシター神からカイが何処に消えたのかを教えて頂かなければ。

ジュエル:宝石。各種類ごとに異なる属性の魔法が込められており、その威力はきわめて高い。

気力:MPのようなもの。武器を使ったアビリティを使用する際に消費されていく

フェザー:ダンジョンから脱出することができる唯一のアイテム。ダンジョンに潜り始めた時に必ず渡されるはずなのだが……

捧げる:ダンジョンに潜ると周囲がだんだん暗くなり、最後には全く周囲が見えなくなってしまう。それを防ぐためには任意のアイテムを「捧げる」というコマンドを選択し、イシター神の加護を得る必要がある。