黒い仏(殊能将之/講談社ノベルス)

ISBN:4061821679

2作目の「美濃牛」を飛び越えて、すげー勢いでが〓じるさんにオススメされ、貸してもらった「黒い仏」を読んでみました。

で。
ウチ的には面白かったんだけど、ミステリじゃないような気が。
なんというか読んでいるうちに、一生懸命物証を捜したり推理したりしている名探偵を遙か上空からイタカあたりがへらへら嘲笑っているイメージが浮かんできましたよ。

あと、ラストのオチは笑っていいところなんでしょうか?

評価も賛否両論らしく、確かに万人にはオススメできませんが、クトゥルフスキーにはたまらない本かもしれません。