ゲーム上の死?


そもそも上記のエントリで言及しているゲーム上の死というのが何を指しているのかが曖昧なわけですが、ゲーム中で(戦闘などによって)トークン(ユニット)が消失することを「ゲーム上の死」といっているのであるならば、それを前提とした議論というのがどんな内容だったのかちょっと興味深いかも。
と思っていたのですが、

2006-04-07 - Critique of games - メモと寸評
発表者の方のサイトを見てみるとどうやらそういうわけではないようで。
プレイヤーの意志選択やゲームの結果とは関係なく(イベントや演出などで)キャラクターが死んでいくのはゲームのルールによって発生した死ではない*1ので「ゲーム上の死」と銘打つのは如何なものかなぁ、と思います。
昨今ではFFでも、ゲームシステムより演出やムービーやらが話題(=売り)になるご時世ですからゲームという限定された状況下での表現は如何にするべきか、という議題も需要があるのかもしれません。

*1:まぁ「このイベントでこのユニットは永久に取り除かれます。そういうルールです」という解釈も成り立つわけですが。