チノー開拓史 その4

チノー開拓史 その1 - ruwind's diary
チノー開拓史 その2 - ruwind's diary
チノー開拓史 その3 - ruwind's diary


哺乳類はいけ好かない。

こんにちは宇宙生物

エスコグへの入植が開始された後、今後の障害になるであろう調査先の星系で遭遇した敵対的な異星生命体の調査を進めることに。
2211年5月。デルタ・エイリアンが結晶存在と命名。ボイドクラウド同様、コミュニケーションが成立する相手ではないようです。
10月から宇宙軍による結晶存在への掃討作戦が開始されました。

11月にはシータ・エイリアンの調査が完了。こちらは宇宙アメーバと命名されました。アメーバというよりは怪獣のような外見で、こちらも交渉は不可能。
ただし、宇宙アメーバは反応が敵対的であるものの、あちこちの星系を気ままにワープを繰り返しているため、基本的には放置することになりそうです。

ファースト・コンタクト

2213年6月。星域を調査していた調査船が領域を侵犯しているとの警告を受けます。警告の主はオラシアン・アセンダンシーと名乗る勢力でした。
はるか昔、銀河で一大勢力を築いたようですが、今は自分の身を守ることで手一杯になってしまった没落した帝国。今のチノー恒星連邦ではとても敵う相手ではないため、敵意がないことをアピールし、調査船をそそくさと撤退させます。

オラシアン・アセンダンシーは北西一帯を勢力圏に収めているため、別の方角に拡大するしかないようです。

セカンド・コンタクト

2215年7月。資源に余裕がでてきたのでタラン第3惑星(アグローと命名)へ入植を開始した直後のチコナフ星系に見慣れない反応があります。どうやらラザリアン星間帝国なる異星生命体の船団と遭遇したようです。

挨拶がてら交信を試みたところ、ラザリアン星間帝国は好戦的な虫型異星人が主権を握っているようです。言葉遣いは荒っぽいですが、オラシアンの哺乳類野郎より好感がもてます。

ともあれ、ラザリアン星間帝国はチノー恒星連邦の東方に位置するためこのまま拡大を続ければぶつかることになります。それまでにどのような対応を行うか考慮しておく必要があるでしょう。

勢力拡大

2219年2月。プルコー星系への入植を開始したのですが、石器時代の文化を築いている原住民がいることがわかりました。原住民への干渉は極力避ける方針を取り、入植地は高い防壁で囲まれ原住民への干渉は観察に留めることを決定します。なお植民星はバカンギと命名されました。
2221年8月にはさらにセラエノ星系の惑星シグワルに植民を開始。チノー恒星連邦は着実にその版図を広めていきます。
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ロボット労働者の誕生

2223年9月。それまでにもバカンギでは原住民との摩擦がありましたが、とうとう原住民の襲撃による死者が出ました。さらに、そのような不安定な環境に不満を持った住民たちによる独立運動まで起こります。今はまだ微小な数ですが住民が増えるにつれて馬鹿にできない勢力となっていく恐れがあります。

さてどうしたものか、というときに思いついたのが以前に研究していたロボットでした。技術研究施設で働かせるには不向きですが、鉱物採掘施設で働かせる分には頼もしい存在です。それになにより、不満を言わないし、死んでも僅かな鉱石とエネルギーで補充することができるのは大きなメリットです。

そんな経緯でバカンギの労働の大半はロボットがまかなっていくことになるのでした。
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続く!