Dead of Winter: A Crossroads Game

Dead of Winter: A Crossroads Game | Board Game | BoardGameGeek

準備お手軽度:★★★☆☆
行動の選択肢:★★★☆☆
コンポーネント量:★★★☆☆
脳みそ絞り度:★★☆☆☆
ランダム性:★★★★☆

極寒の冬にゾンビが徘徊する世界で生き残ろうとする人々となる、というロールプレイできる要素が多めのゲーム。
30人の個性豊かな生存者の面々、突発的に起こる数多のイベント、移動およびゾンビを殺すたびにダイスの出目次第で死ぬ可能性がある、と
今回これと一緒に遊んだテラミスティカとは対照的にこちらはランダム要素を積極的に取り込むことで生み出されるドラマ性もゲームのキモとなっている模様。

カードの枚数がかなりありますが、最低限ゲームを遊べるようにするために翻訳するだけでも結構骨が折れるし、
突発的に発生するイベントを表すCrossroadsカードはルール処理だけでは味気ないので、フレーバーテキストも翻訳した方が盛り上がるものと思われます。
アークライトから日本語版が発売されるらしいので翻訳が面倒な人はそっちを待った方がいいかも(メーカー的にも作ったまま売り切れても放置とかはなさそうだし)

  • 15/10/24
    • 戸田公園にて3人プレイ。
    • まずはチュートリアルシナリオ。ゾンビを殺しサンプルを一定数集めるのが目的。
      • 難易度は低めで、裏切る間もなく終了。
    • 2回目。シナリオは「Raiding Party」
      • あらすじは、とある町に潜入してめぼしい物資を回収するというもの。
      • たまたま捜索に長けたメンツが生存者に多くいたので、めいめいが得意とする場所に移動し捜索を開始。
      • 本拠地となるコロニーには忍者が残り、ゾンビをあしらうスタイル。
      • 人口過多による口減らしという悲劇により数名の犠牲者を順調に捜索は進行。
      • 病院に向かったナースのお姉さんはいつのも間にかスナイパーライフルをゾンビの頭を撃ち抜き、近接戦においてはマーシャルアーツで反撃の間もなくゾンビを屠るセガールのごとき生命体に。
      • コロニーの食料不足を解決すべく、食料雑貨店に向かった市長はまったく食料を見つけられず無能疑惑。
      • そんななか、行方不明になった子供を捜索しにガソリンスタンドに向かった忍者さんは子供を無事見つけたものの、その帰りにゾンビによる不意打ちでまさかの死亡。忍者ゾンビの誕生である。
      • 戦力不足になるコロニーに颯爽と現れたならず者は戦闘力抜群の上、コロニーに毎ラウンド食料を供給できる料理人だった。しかし、材料はゾンビ。ゾンビ飯。
      • ゾンビ飯を食わされ、精神科医の先生は自分が狂いそうだったとか。
      • と、そんな悲喜交々がありつつ、本来の目的を達成した一行は引き上げるのであった。どっとはらい
      • 終わってみれば裏切り者はおらず、全員が秘密の目的を達成していたので円満勝利。
      • ただ後半はかなりピンチな場面があったので、裏切り者は後半まで仲間ッツラをして最後の最後に裏切る、というスタンスが面白そう。
    • とまれ、ゲラゲラ笑いつつピンチになったら真顔で相談したり、と盛り上がったゲームでした。