収穫祭の夜/あふたーせっしょん・詳細編

導入

導入はPC紹介とかさなるので割愛。
  • アルトエーレの導入はハンドアウトと違っていたけれど、まぁ、NPCの顔見せだったので良かったのではないかと。
  • 実際、展開フェイズが始まったらNPCを能動的に動かせないだろうからあーいうOPになった、というのはGMの言。

展開

依頼を受けたアイナードは馬車の足取りを追っているうちに
  • 馬車はミンゼネンガー公国首都からケルバーに向かっていた
  • 一月ほど前、ハウンゼン*1の1つ手前の街で護衛を10人ほど雇っていた
  • さらに馬車は人目につきにくい旧道を選んで行った
という情報を得る。 その旧道を辿っていったアイナードがそこで見たものは護衛たちと御者の変わり果てた姿だった*2。行方不明になったと言われていた馬車もその場に乗り捨てられていたが、クレアータが格納されているという箱は既になく、馬車の一団の主導者と見られる黒スーツの男の姿もそこには無かった。
  • 10人の護衛者たちの中の1人が後に聖痕者だとわかってちょっとガクガク(((゚Д゚)))ブルブル
  • 更に犠牲者たちは黒こげになっていたことから魔術師であることがほぼ判明
  • 魔法対応能力をとっておいて良かったぜー、とアダマスのPLは思ったのは言うまでもない
一方、エヴァを追ってハウンゼンに到着したヴェルフェンはエヴァについての聞き込みを始め以下の情報を得ていた。
  • 一月ほど前にこの街に来て、何かを探し回っていたことを知る。
  • 最近になって領主であるオスカー・ハウンゼンに見初められて結婚することが決まっている
また、エヴァはニナの両親が経営している(つまりアルトエーレが宿泊している)宿に滞在していたことがわかる。
ニナによると、彼女は何かを探していたみたいだ、という。
2人はエヴァの後をこっそりつけていたというニナにエヴァが立ち寄っていた場所を案内してもらうことにする。
  • ここでヴェルフェンをちと冷やかしてみた*3のだが「そういう仲ではない」と跳ね返されてしまった。残念。
  • 「子供はなんでも見ているもんだよなー」という安易な発想のもと、訊ねてみたら当たりだったのでもしかしたら違うルートで発生するハズの情報だったのかもしれない
  • ただ、ハウンゼンがどんな街だかわからない(聞いていないとも言う)のでどんな人種に聞くのが効率的かどうかがよくわからなかった、とPLは言い訳しておく
ニナと一緒に2人が街を回っているころ、ようやくハウンゼンに辿り着いたアイナードは街の入り口で身分*4を明かしたところ、警備員から披露宴の招待状を差し上げたいので宿泊先を後で連絡してほしい、と言われる。
その後、箱の調査を再開しているうちにヴェルフェンとアルトエーレと再会、何とはなしに3人は一緒に行動することに。
  • そういえば、この時点でPCは共通キーワードが「クレアータが入っている箱」だと認識していたんでしたっけかなぁ?<記憶が曖昧
  • いや、PLの方はすでにそのつもりで行動していたわけですが。
翌日。
アルトエーレの前にニナがやってくる。何か言いたげにしているので部屋にあげてやり子供目線*5で話を聞いてやると
  • 披露宴の時のエヴァが別人のようだった
  • まったく笑っていなかった
というわけで、ニナはエヴァを助けてほしいということだったので、任せろ、と言って引き受けておく。
  • 箱詰めクレアータがエヴァそっくりのものでその中にエヴァの魂は幽閉されていたのだ! とかそんなオチを考えていた時期もありました
  • あるいは単純に意志を奪われているとか
  • とりあえず、確証がないのでこの時点だとなんともいえないわけですが
エヴァ、クレアータが入っていた箱、黒スーツの男、オスカー・ハウンゼン。 それらのキーワードの調査を進めていくうちに、黒スーツの男がクレアータが入っていたと思わしき箱とともに街に来ていたことを突き止める。
  • というとカコイイが、実は有効な情報が見つからなくてダメもとでニナに聞いてみたら出てきた情報だったり
  • 有効な情報収集を行っていなかったのか、はたまた情報は出きっていたのかは今となっては不明
さて、そんななか近々行われる結婚式の後に行われる披露宴の招待状がアイナードの元に届けられた。
どうやら披露宴に出席できる人間は限られているというので、とりあえず入れるようにしておくことか、ということに。
  • アイナードは招待状をもっているので既にフリーパス
  • ヴェルフェンはアイナードの同行者として入ることに
  • 近々開催される剣術大会の優勝者も招待されるというので、アルトエーレはこれの優勝を狙うことにする
  • これが後々悲劇を生むことになろうとはアルトエーレは想像だにしませんでした
剣術大会の登録に向かったアルトエーレは剣術大会の上位入賞者を領主であるオスカーがスカウトするつもりであることを聞かされる。
で、その帰り。3人は伝令が領主の屋敷に報告を持ち込むのを目撃する。
しかし、ヴェルフェンの目にはその男が伝令であるようには見えなかった。コイツは怪しい、ということですかさずその男にヴェルフェンがフレンドリーな接触を試みる。
瞬く間にうち解けた伝令(仮)は北に見知らぬ軍隊が集結している、という報告をもってきたのだということを教えてくれた。
  • 吹き荒れるヴェルフェンの<交渉>の嵐。その凄まじい威力*6に伝令はなすすべもなかったという
  • 種を明かすと、伝令は黒スーツの男の部下でこの情報自体がまったくのブラフだった罠
  • オスカーにプレッシャーをかける目的だった模様
  • まぁこの時点だとオスカーも怪しかったので、偽の情報でだまされてるんじゃね? という話は持ち上がらなかったと思われ
その後も情報を集めようとするが、決定打となる情報が入らないまま日々は過ぎていった。
  • この時点でPLは北の軍勢に対してはノーマークだった
  • 黒スーツはオスカーの屋敷にいるものと思いこんでいたが、実はもう街から出ていたらしい
  • エヴァになんとか会おうとしていたが領主の屋敷は鉄壁のガードを誇っていた
で、剣術大会。
なんかアルトエーレに因縁のありそうな女剣士*7とかが立ちはだかったものの優勝を掴んだ!
  • 教訓:ネタと妄言はほどほどに
  • 判定なしで、優勝でいいよーとGMが言っていたにもかかわらず魔獣とかメイクアップのグラディウスをぶつけようとしていた村7さんは鬼だと思ったガクガク(((゚Д゚)))ブルブル
  • アダマスメインなんだからグラディウスとは食い合わせ悪いっちゅーねん!
さて。結婚式の前日。
その間に知り合った警備員の妹が領主の屋敷に勤めているというので彼女から手紙経由でエヴァに言伝を頼むことに。
  • この時点でエヴァは既に意志を奪われていた
  • で、警備員の妹さんは死んでるよねー、という話題がPLの間では持ちきりだった
  • 住み込みで働く、最近募集していた、しばらく帰って来れない、という不吉三拍子だったしなぁ
  • その予想はまぁ正解だったわけで、黒幕のクレアータに生き血を抜かれてしまっていたらしい
  • あ、これでエヴァが来なかったという事実=妹さんは殺されていた、で悪徳にならんか!? とか言ってみる
で、その夜。
披露宴の前に結婚式が行われるわけだが、それに出席することは許されていないので、あらかじめアルトエーレがパイプオルガンの中に潜んでいることに。
ヴェルフェンは言伝に書いたとおり屋敷の窓の下でエヴァを待っていたが、彼女が姿を現すことはなかった。
彼はエヴァに命を助けてもらった昔を思い返し決意を新たにすると、踵を返したのであった。
  • 結婚式をスルーしようかどうかはさんざんもめたわけですが、イヤな予感がしたので隠れておくことに
  • で、誰かが登場しておけば、後は登場判定で平気だよね、という法則
  • 老害GMなので一瞬呪縛が解けて……とかそーゆー萌え萌えイベントを期待するのは反逆です、市民
  • そこですかさず回想シーンを突っ込んだヒロベさんはすげーとちょっと思った

対決

いよいよ結婚式。
式にはカール一世などの錚々たる顔ぶれ(?)が出席しているが、その中で真っ赤な服を着た車椅子の少女がいた。
  • カール一世は妄言を吐いたらホントに出てきた(w
  • おっさんは気づかなかった*8が、彼女こそ今回の殺戮者であるフロイライン・ローズ!
  • プロトタイプ・ゲヒルンなので、当然クレアータである
  • というか、災いしかばらまいてないような気がするぞ、繕いの錬金術師よ
式はつつがなく進行していくが、花嫁のエヴァが明らかに正常な状態ではない。
そして、誓いの言葉が交わされようとした瞬間、アイナードとヴェルフェンが結婚式に異議を唱えつつ颯爽と登場する。
さらに花嫁の意志を奪われていることを暴露しつつアルトエーレがパイプオルガンから登場
  • アイナードとヴェルフェンはドアを堂々と開け放ってみたり、ステンドグラスをぶち破ったりしていたからいいけど、アルトエーレはパイプオルガンをぶち破って登場_| ̄|○
ヴェルフェンはエヴァの手を取りつつ∵封印∵で彼女の意識を取り戻す。
3人は知る由もなかったのだが、この後の披露宴の出席者から聖痕を刈り取ってしまう、というフロイライン・ローズの計画はこの時点で完全に頓挫させられていた。そこで、彼女はここで殺戮の宴を宣言!
  • 解除された直後の意識薄弱状態なのでエヴァは∵活性化∵が1発しか撃てないよ、というのは上手い言い訳……もとい、上手い制限ですよね! いや、本当に
  • そもそも、結婚式を邪魔しようぜー、というのもPC的には動機がなくってPL的になんとなくオスカーとエヴァがちゅーするのを看過するもイヤだよなぁ、とかそんな動機が走りだったような気がしないでもない。
刻まれし者と殺戮者の戦いは熾烈を極めたが、アルトエーレの一喝により目を覚ましたオスカーの協力もあり、辛くも勝利を収めることができた。 ここで、ヴェルフェンの正体が実は馬だったことが判明する!
  • フロイライン・ローズは毎ラウンド、シーン攻撃を撃ってくるのでこちらの損耗が激しかった。
  • なおかつ戦闘時にエヴァや結婚式に出席していたひとたちを守るために∵無敵防御∵を消費するのがなんともきつかったです
  • で、聖痕を使い切り、さらに∵戦鬼∵で魔法連打を喰らいパーティは壊滅一歩手前状態に!
  • ここでオスカーの聖痕が使えるんじゃね? という素敵な理論のもと、マイナーで説得&メジャーで攻撃という大人げない行動に出るPL
  • 説得は成功したのでなんとか戦列を立て直すことができました。
全てが終わり、自分の非を悔いたオスカーから事件の全貌を知ったPLとPC。
  • ここでGMの事情説明
  • オスカーはいい人なんだけど出番が無かったので損しているよなぁ、とは思った

-エヴァをストーキングしていたらしいが、逆にその情報は知らなくて良かった気が

  • これ知ってたら「オスカー、やばくね?」説が急上昇していたと思われ

  • ↑オスカーは星明子ばりにエヴァを物陰からこっそり見続けていただけだよ! というGMからの抗議が入ったので削除。

結末

アイナード
フロイライン・ローズの欠片を回収、男爵に提出して終了。
アルトエーレ
エヴァの帰還をニナと喜び合っているものの、昔の女が宿にやってきていることを知り、慌ただしく旅に出る。逃げたとか言うな。
ヴェルフェン
エヴァの無事を確認し、再びそれぞれの道を歩むべく別れる2人。そして、ヴェルフェンの行く先には黒の聖母オーレリアの姿があった……。
  • ここまで計算していたとはヒロベのロールプレイエンジンは化け物かっ!?

*1:アルトエーレが滞在している街。今回のシナリオの主舞台

*2:殺戮者の悪徳

*3:下世話なおっさん的ロールプレイの一環

*4:高名なデクストラ

*5:子供には優しいおっさんロールプレイの(ry

*6:クリティカルで成功していた

*7:ふと気づくと村7さんあたりが嬉々として茶番プレイを展開していた

*8:知覚判定に失敗した