何かが道をやってくる

何かが道をやってくる (創元SF文庫)

何かが道をやってくる (創元SF文庫)

読了。

ある年の万聖節前夜、ジムとウィルの十三歳の二少年は、一夜のうちに永久に子供ではなくなった。カーニバルの騒音の中で回転木馬の進行につれて、時間は現在から未来へ過去から未来へと変わり、魔女や恐竜の徘徊する悪夢のような世界が展開する。SF界の抒情詩人が世に問う絶妙なリズム。ポオの衣鉢をつぐ一大ファンタジー。

裏表紙の紹介文より


上記の紹介文を読んだ身としては、最終的に2人の少年が大人に変わってしまうという結末が提示されていたために読んでいるうちはずっとハラハラしっぱなしでした。で、なかなかソレが発生しないので「もしや、この大人になるってのは比喩的表現なのか?」と勝手に油断したところで……。
うむ。非常にあざとい紹介文でした。

(以下、編集中)