錆色の女神 密偵ファルコ

錆色の女神(ヴィーナス)―密偵ファルコ (光文社文庫)

錆色の女神(ヴィーナス)―密偵ファルコ (光文社文庫)

読了。
今回は、過去に夫が次々と死んでいる女性の調査を、彼女と婚約した解放奴隷の身内から依頼されるお話。
皇帝からの依頼のような大掛かりなものではないので、ファルコはローマ市内から一歩も外に出てはいないのですが事件の調査や恋人のヘレナとの新居探しやらで市内を忙しなく走り回っていました。
ファルコは基本的に密偵にしては感情的だったり運が無かったりして調査も回り道をせざるを得なかったりする場面もしばしばあるのですが、そこがまたいい味を出してると思います。

とりあえず、また1〜2巻を再読してみますよ。