ヴェルトロオーバードライブを紹介してみる:その6

ヴェルトロオーバードライブを紹介してみる:その5 - ワタシノ地球語ハワカリニクイ
すこし間があいてしまいましたが、今回は精神的な攻防を行うドグマ戦闘などについてです。

精神値

キャラクターの精神の安定度や緊張度を表現したもので、高ければ高いほど精神的に安定した状態を表しています。VODでは判定時におけるd20の目が精神値以上の場合はファンブルとなります。つまり、精神が不安定になればなるほどミスが起きやすくなる、ということです。
ドグマ戦闘などが発生した場合、敗者はこの精神値が減少していくことになります。
通常のキャラクターの初期精神値:19
通常のキャラクターの精神値上限:21

屈服

ドグマ戦闘などで精神値が15以下まで減少すると屈服した状態となり、一時的に変な行動をとったりする可能性があります。

割り込み

戦闘中に、敵機のパイロットにドグマ戦闘を仕掛ける場合はコンピュータ技能で相手の回線に割り込みをかける必要があります。

ドグマ戦闘

ドグマ戦闘を仕掛けた側と仕掛けられた側の成功レベルを比較し、成功レベルが高い方が勝者となります。敗者は成功レベルの差分値だけ、精神値が減少します。
ドグマ戦闘で屈服した場合には、特別なルールはありません。適当にガクガクしたりアワワしたりして演出してみるのもいいかもしれません。
戦闘中にドグマ戦闘を仕掛けられ精神値が減少すると、転倒の危険性につながってくるのでかなりの脅威となります。
ドグマ戦闘
攻撃側が使用する技能値:ドグマ戦闘
防御側が使用する技能値:ドグマ戦闘

交渉

ドグマ戦闘の代わりに交渉技能でドグマ戦闘を仕掛けて相手を屈服させた場合、相手に自分の要求を呑ませることができます。
戦闘中に交渉で屈服させた場合、相手は撤退していきます。
交渉
攻撃側が使用する技能値:交渉
防御側が使用する技能値:ドグマ戦闘

ときめき

ラブラブな台詞とともにときめき技能によってドグマ戦闘を仕掛けることも可能です。ときめき技能によって相手が屈服した場合、両者は恋人*1になります。
ただし、ときめぎを仕掛ける側はその前に能動的にときめくことによって減少させた精神値までの成功レベルしか宣言することができません。ときめいていない相手に対して愛を語ることは出来ないということです。
防御側がときめき技能を使う場合は、能動的にときめくことはしなくても自由に成功レベルを宣言することが出来ます。
戦闘中にときめきで屈服させた相手は即座に寝返ります
交渉
攻撃側が使用する技能値:ときめき
防御側が使用する技能値:ときめき、あるいはドグマ戦闘

以上、ドグマ戦闘についてでした。
次回はキャラクターメイキングの紹介を行います。

*1:双方ともに《恋人》というタレントを取得します