判定方法 その2

というわけで、昨日の続きです。

◆ 能力値による修正

判定を行う際に

筋力(意志)判定

と記述されていた場合は、判定値に筋力を使用して目標値を決定したあとで意志の値によって目標値に修正を行う。

(修正表はここでは省略します)

◆ 作業時間による修正
通常の1/2倍の時間で作業を行おうとする場合の難易度は1上昇し、
逆に通常の2倍の時間で作業を行おうとする場合の難易度は1減少する。

◆ マルチプルアクション
一度に複数回の行動を取ろうとする場合、追加行動1回ごとに全ての判定の難易度が1ずつ上昇していく。
たとえば……
・走りながら、銃を撃つ(走る+銃撃なので、難易度+1)
・グレイの解剖を行いつつ、毒ガスの研究を行い、かつ報告書を書く(グレイの解剖+毒ガスの研究+報告書の作成なので、難易度+2)
などと言うように。

◆ 経験からの学習
困難(判定値+1=難易度)なスキル判定を行った時の出目が2つとも知力以下だった場合、
スキルを習得するためのキャラクターポイント(CP)を1点獲得する。
このCPを使ったスキル習得はいつ行ってもよい。

◆ チームワーク
修理作業、調査、重い物の運搬などは複数人数での判定を行うことも可能。
まず、判定値がもっとも高いPCがリーダーとなる。同値のPCが複数いる場合はGMが選出する。
このとき、参加できる人数の上限はリーダーのスキルレベルまでとすること。
また、参加するPCは判定値がリーダーの判定値と同値、あるいは1低い判定値でなければならない。
目標値算出時に、リーダーと同じ判定値のPC数だけ難易度を下げることができ、
目標値算出後、それ以外のPCの人数だけ目標値を上昇させることができる。

◆ 運試し
PCが成功できそうにない判定をする必要に迫れた場合、運試しをすることで判定に成功するチャンスを得ることができる。
ただし、その場合、判定に必要なスキルを持っていなければならない。
運試しは2D6をロールし、
値が幸運以下だったら運に恵まれ、判定は成功したことになる。
値が不幸以上だった場合はこれ以上ない、というくらいひどい失敗に見舞われる。
そのいずれでもなかった場合は普通の失敗となる。

以上が、基本的な判定方法になります。なんというか、派手な成功やら失敗が「運試し」以外の箇所には見受けられず、ものすごく地味な印象がありますな。ただ、ちまちまと研究やら調査やら陰謀やらにかまけるわけですから、こんな感じがむしろ妥当なのかもですな。
で、次回からは能力値判定についての説明。