いばらの王4巻(岩原裕二・ビームコミックス)

初回限定でヴィネットが着いてくるという話だったので以前に予約していたのが、Amazonからようやく届きました。オマケはそっちのけで、早速読んでみる。

ちょろっと、作品のあらすじを。

舞台はちょっと未来の地球。
世界中で感染したら最後、身体が石化していってしまうという奇病メデューサが流行していた。有効な治療法も見つかっていない。
そんな中、ある富豪がコールドスリープ装置を開発し、抽選に当たった人たちはそこで治療法が見つかるまで眠りにつくことが出来ることになる。

主人公であるカスミはコールドスリープの抽選に当選し眠りにつくのだが、次に目覚めた時、彼女が目にしたのは荒廃しきった施設だった。同じようにして、コールドスリープで眠っていた人たちは目を覚ましていたのだが、すでにそこは得体の知れない恐竜たちの住処となっており、瞬く間に人々は恐竜に喰われてしまう。何とか難を逃れたカスミを含む数人は施設から脱出するべく、探索を開始するのであった……。

というのが、1巻の内容。
それから、犠牲者を出しながら、施設の中を探索していくに従って、コールドスリープ施設の目的やらがおぼろげながらに見えてきます。

…………

で、4巻ですが。
ようやく、核心に迫る話が出始めてきた……のはいいのですが、また新しい謎が出てきたぞ、コンチクショウ。
かなり、楽しみにしている漫画の1つなのですが、掲載している雑誌が月刊誌なので刊行が遅いのですよ。またしても続きが気になるところで終わっているので、早く次の巻を出して欲しいモノです。