ゾンビのいる風景・邂逅編

(更新中)
というわけで、引き続き、「ZOMBIES!!」ネタです。

前回の記事のコメントでルールの和訳を公開しているサイトを紹介してもらいました。
のごさん、ありがとうございました。
ボードゲームのおもちゃ箱ボードゲーム工房

で、せっかくなのでゲームの流れを見る意味も含めてちょっとテストプレイをしてみようかと。
このゲーム、プレイ可能人数は2〓6人となっているので、3人くらいを想定してみます。
2人だとちとおもしろみに欠けそうですし、4人以上だと1人で管理するのは大変ですから。

ちと長くなりそうなので、続きはこちらから↓

※この文章内で色つき区画に囲まれている箇所の文章はボードゲーム工房で公開されている訳文から引用させてもらっている箇所があります

まず、このゲームの目的というか勝利条件を確認してみると、2つほど存在するようです。


「ヘリポートのあるタイルにたどり着くこと」

「ゾンビを25体倒すこと」
このいずれかを達成すれば、ゲームの勝者となることができる模様です。

ゲームの準備としては……

1.30枚のエリアカードからスタート地点「タウン・スクエア」とゴール地点「ヘリ・ポート」を除いてシャッフルする
2.「タウン・スクエア」を中央に置き、各プレイヤのコマを置く。
3.50枚のイベントカードをよくシャッフルし、3枚ずつ配る。
4.ライフトークンとバレットトークンを3つずつ配る。

で、ゾンビタウン(仮)の風景はこんな感じ


トークンやらカードの撮影は控えました。なんとなくですが。

というわけで、どういうわけかは存じませんが、バイオハザードもビックリのゾンビ・タウンに放り込まれるハメになった3人の運命や如何に……!?

あ、ちなみに順番はブラック→ブルー→レッドということにしました。

第1ラウンド:第1ターン:ブラック
ブラックの手番。

手番の概要は以下の通り。


1.マップタイルの山の上からタイルを引き配置します。

2. プレイヤー駒のいるマスにゾンビがいる場合、戦闘判定をします。

3.持っているイベントカードが三枚になるまでカードを補充します。

4.移動判定を行います。

5.移動判定の結果に従い移動を行います。もしゾンビがいるマスに入った場合、そこ で戦闘判定を行わなければなりません。戦闘判定終了後、移動力が残っていれば 移動を続ける事が出来ます。移動中にトークンのマスに入った場合、ゾンビがいな ければトークンを手に入れる事が出来ます。もしそのマスにゾンビがいる場合には 戦闘終了後になります(イベントカードの効果により戦闘が行われない場合には即 座に手に入れる事が出来ます。)。

6.移動するゾンビの数を決定し移動させなければなりません。

7.ターンの最後にもし望めばイベントカードを1枚捨て札にする事が出来ます。 以上でそのプレイヤーの手番が終了します。時計回りに次のプレイヤーの手番になります。

まずはエリアカードを1枚めくり、マップにくっつけます。
で、設置するときの条件は……

1.隣接している全てのマップと道がつながるように設置しないとダメ。

2.名前の無いタイルの場合、そのタイルから外にのびている道路の本数分、ゾンビが置かれます。

3.名前のある建物の場合はそこに示された数のZ(ゾンビ)、B(バレット)、L(ライフ)を受け取って、建物の中に設置しないといけません。このとき、1マスにおけるトークンは1つだけです

というわけで、めくってみましょう(ピラリ)
出てきたのは「TOY STORE」。Z-3、L-1、B-1と書かれているので、ゾンビ3匹、ライフトークン1つ、バレットトークン1つをこのタイル上に設置する必要があります。このとき、置くのは建物の中で無ければいけません。
その結果が、こんな感じ。


ゲーム開始直後なので、カードの補充はありません。なので、次は移動判定です。
移動判定は以下の通り

・D6を1つロールして、移動距離を決める。
・斜めに移動することは出来ない
・プレイヤーは移動距離を使い切らずに止まってもよい。プレイヤーは道と名前の付いた建物にしか移動することができない
・移動中にゾンビと同じマスに入った場合戦闘を行わなければならない。
・移動中にトークンと同じマスに入った場合、ゾンビがそこにいなければすぐにその トークンを手に入れる事が出来ます。ゾンビがいる場合にはまずゾンビを倒さなけ ればなりません(イベントカードの効果により戦闘判定が行われない場合には即座 に手に入れる事が出来ます)。
・ゾンビ駒もプレイヤー駒も名前の書かれていないマップタイルの建物に入る事は出 来ません。建物を出入りする際には建物の出入口のマスから移動します。

というわけでダイスを振ってみたまえ、ブラック。
「ち。えらそうに……(コロコロ)……4だ。む。真正面のトイ・ストアの入り口にあるのは……ライフじゃねぇか!!」
で、ブラックは4マスすすめ、トイ・ストアの入り口にあるライフトークンを取得します。
……上下にいるゾンビのことは考えていないようです。

次にゾンビの移動を行います。ゾンビの移動ルールはこんな感じです

・D6をロールし、出目の数だけゾンビを移動しなければならない。
・各ゾンビは1マスだけ移動でき、1マスに1体しか移動できない
・トークンにいるマスに移動することができる

というわけだ。キリキリと降りたまえ。
「おいおい、ゾンビの野郎が動くなんて聞いてないぞ……(コロコロ)……5だ……」
なのですが、今、場に出ているのは3体なので3体全てのゾンビを動かすことになります。
「……一匹、こっちに気づきやがった……!!」
というよりは自分から突っ込んでいったという方がこの場合は正しいわけですが。
で、一匹のゾンビとブラックが遭遇したので、即座に戦闘が発生します。
戦闘ルールはこんな感じです

・移動判定の開始時及び移動中にプレイヤー駒がゾンビ駒と同じマスにある場合戦闘 が起こります。
・戦闘が起こったら戦闘判定を行います。6面サイコロを振り、4〓6が出ればプレ イヤーの勝ちです。ゾンビ駒をそのプレイヤーの手元に置いておきます。もし1〓 3が出た場合には〓ライフトークンを1つ失いサイコロを振り直す又は〓弾丸トー クンを戦闘判定のサイコロの目が4に足りない数だけ消費し戦闘に勝つ のどちらか を行わなければなりません。例えば戦闘判定で2を出した場合、ライフトークンを 1つ失いもう一度戦闘判定を行うか弾丸トークンを2つ消費しなければなりません。
・戦闘はプレイヤーが勝つまで続けられます。逃げ出す事は出来ません。
・プレイヤーが全てのライフトークンを使い果たした場合、移動途中なら即座に移動 は終了し、プレイヤー駒は"Town Square"の中央に戻されます。そのプレイヤーはそ のターンの間それ以上移動する事が出来ません。そのプレイヤーの前にある武器カ ードを全て捨て札にし、手元にあるゾンビ駒の半数(切り上げ)を返さなければな りません。ライフトークンと弾丸トークンを3つずつ受け取りターンを続けます。

「くそっ!! 失せやがれこの腐れ●●野郎!!」
勢い込んだブラックの出目は……でした。ちなみにこれ、本当にダイスをロールした結果ですよ? 一応。
どうやら、ブラックの攻撃は外れ、ゾンビにかじりつかれたようです。(つまり、ここでバレットを3つ使うことを選択せずに、ライフを1つ減らすことを選択したわけです)
では、再び、判定を。「今度こそ、くたばれーー!!」
今度の出目は5。ゾンビはブラックに打ち倒されました。
「はぁ、はぁ……」
「瞬く間にライフの貯金が消えたな」
「やかましいぞ、ブルー!!」

最後に、プレイヤーが望めば、手札のイベントカードから1枚捨てることができますが、ブラックはここでは捨てないことを選択しました。ちなみにイベントカードはいつでも使用可能ですが、使えるカードは1ラウンドに1枚までです。

現時点でのブラックの状態
ライフ:3
バレット:3
倒したゾンビ:1

……続く。