天羅万象・零 シナリオフック:夢語り

誰のためになるのかはイマイチわかりませんが、腐らせておくのも何なので。
おおざっぱなシナリオのあらすじを書いてみたんで、上げてみました。

今のところ、想定しているのは第一幕の予告のみですが、こんな感じで。

傀儡は旅を続ける。大切な人との再会を夢見て。
少年は信じていた。この夢のような幸せな日々が続くことを。
銃槍使いは友と同じ夢を見続けていると今も思っていた。
しかし、現実は容赦無く、夢を打ち砕いていく。

PC設定
PC1/アーキタイプ:傀儡
宿命:目的:かつて自分を大事にしてくれていた人物を捜しだす

PC2/アーキタイプ:銃槍使い
宿命:感情:宿敵との決着を付ける

PC3/アーキタイプ:少年
宿命:感情:姫を守る

PC4/アーキタイプ:サムライ
宿命:目的:自らの名を天下に知らしめる

当該シナリオでは、PCと絡んでいるNPCの内、金剛機(傀儡の大事な人の変わり果てた姿)と姫(第二幕以降は心を閉ざしてしまっている)を救うことが出来るか否かは傀儡の<胡蝶の夢>が大きな要素を占めることを想定しています。
銃槍使いの宿敵(サムライ)は「夢を得るための代償として、友(銃槍使い)を捨てた」ことを選んだキャラクタです。このことに対して、彼はなんら良心の呵責も感じていませんし、それ故、銃槍使いに対して手心を加えることはありません。

第一幕
少年の故郷の国の陰謀によって、姫の祖国が焼き滅ぼされる(障害:包囲網の突破)
姫の目前で両親は殺害される(殺害者は金剛機か?)
傀儡はその動乱に巻き込まれる最中に一体の金剛機の姿を認める。
銃槍使いは良きライバルであった宿敵の裏切りにあい、重傷を負わされる。
サムライは内部に特攻し、混乱を引き起こす任務に参加している

第二幕
冒頭、サムライはトカゲの尻尾よろしく、切り捨てられる。
逃亡の最中、他のPCと出会う。
姫はショックのあまり、言葉を失っており、かつ憎しみのあまり少年に対して、心を閉ざしてしまった。
そんなところに刺客として金剛機がやってくるが、フラッシュバックが生じ、正体を路程させたところで逃走する。
やがて、一行は銃槍使いの宿敵が軍を率いて迫ってきていることを知る。

第三幕
討伐軍の存在を聞いた姫はヨロイを駆り、飛び出そうとする。
やがて、一行は多くの兵に囲まれることになる。
その中には金剛機、サムライを切り捨てた人物もいた。
戦況は一進一退の最中で、憎しみに心を奪われた姫はヨロイに取り込まれ始めようとしていた。

終幕
軍勢の包囲を切り抜けたPCたちの今後を描写する場面。
どちらにしろ、もう国を再興する望みは無いに等しいし、PCたち一行はこの国ではお尋ね者になってしまっているため、とどまることはできないだろう。
それぞれの新しい出発を語って、終幕となる。