グローリアス・サーガ その1

模型道場の帰りにスターレジェンドの入荷日を聞きに行くべく、イエローサブマリン新宿西口店に寄り道してきたわけですが、その時に見つけたのがこのグローリアス・サーガです。
パッケージにはコントラクチュアル・プロッティングゲームやら、スターターキットと書かれていたりと、色々と中身が気になるように仕向けられて(?)おります。

ルールをパラパラ読んでみたんですが、かなりシステマチックに構築されたTRPG、という印象を受けました。シナリオがしっかりと作り込んでいれば、それなりに遊べるかもしれません。まぁ、実際に遊んだわけじゃないんで、あくまで「かも」ですけど。

というか、「スターターキット」というよりは「体験版」ですな。
追記でルールの要約を書き出してみました。
が、予想以上に量が大きかったので、前半部分まで。

グローリアス・サーガ紹介ページ

以下、ルールの要約

◆コントラクチュアル・プロッティング・ゲーム
コントラクチュアル・プロッティング・ゲーム(以下CPG)は2つのゲームにより構成されている。

コントラクチュアル・ゲーム(以下CG)

ダイスによるロールによって行動を表すことで、障害を克服していく。その結果は次のPGの状況に影響する。

プロッティング・ゲーム(以下PG)

会話によって、次回のCGに至るまでの経緯を描写していく。その結果は次のCGに影響を及ぼす。

◆参加者
CPGには2種類の参加者を必要とする。

ブックキーパー
ゲームの運営を行い、プレイヤーに障害を与えたり、舞台の設定を整える。TRPGでいうところのゲームマスター。

クエスター
プレイヤーが担当するメインの登場人物。


◆エピソード
CPGにおける1ゲームは「エピソード」と呼ばれ、下記のようにゲームは進行していく

1.プレビュー
プレイヤーが担当するクエスターを決定する

2.オープニング:PG
オープニングの描写を行った後にブックキーパーは各クエスターに天命を与える

3.オープニング:CG
プレイヤーはCGを行った後にクエスターの本望を決定する

4.メインストーリー
PGとCGを交互に行うことでクエスターに課せられたクエストを解決していく

5.ラストCG
一定の条件を満たした時点で発生する、そのエピソードにおける最後のCGを終えると、エンディングとなる

6.エンディング
こちらはエピソードにおける最後のPGである。クエスターのそれぞれの結末を描写していくことになる

7.最後の挨拶


◆コントラクチュアル・ゲーム
CGは「スート」「シーケンス」「ディール」「ブロムナード」の4つの区分に分類される

ステージに上がる
クエスターがCGにおいて、自らの使命を達成するため(任意の「リンク」)には「ステージに上がる」ことを宣言する必要がある。これを阻むためにはやはりステージに上がり、阻止することを宣言しなければならない。阻止する者がいなければ、クエスターは使命を達成するための試練と対決することになる。

スート
スートにおいて各クエスターは1回ずつ「ステージに上がる」権利(行動権)が与えられる。全てのクエスターが行動権を行使するあるいは、パスすることを宣言した時点で1スートが終了する。

シーケンス
行動権を行使したプレイヤーが指定したリンクを変化させることを目的とした場面。複数のディールによって構成されている

ディール
CGにおける最小時間区分。ステージに上がっているキャラクターがそれぞれ1回ずつ技能を使用した時点で1ディールの終了とされる

ブロムナード
シーケンスとシーケンスの間に発生する。前回のシーケンスで起こった事をまとめ、描写・説明を行い、次のシーケンスに登場するキャラクターや状況を決めていく

◇リンク
リンクはクエスターが所有している装備、感情などに設定されている値で、これが高い程、それとの結びつきが強くなっていることを表している。例えば「死」とのリンクが最高値になれば、そのクエスターは死んでしまう