シナリオ「茨の城の眠り姫」/展開ステージ

●シーン1:再会

シーンプレイヤー:PC③
◆解説
“黒”がPC③に来るなと警告するシーン。
◆描写

城は茨にびっしりと覆われており、壁はあちこちが崩れおちていた。

◆セリフ

▼“黒”
「……PC③か?」
「久しいな。息災か?」
(“黒”か、と問われたら)
「そうだ」
「すまんな。いくらお前の頼みでもこればかりは聞けない」
「この城に足を踏み込むのであれば、死ぬつもりで、こい」

◆結末
足取りで城へと入っていった。その後を茨が阻む。どうやらこの入り口から彼を追うことはできそうにない。


●シーン2:邂逅

シーンプレイヤー:PC②
◆解説
城にたどり着いたPC②とエーレンが入り口を探すシーン。
◆描写

エーレンが感慨深げにつぶやいているのが聞こえた。

◆セリフ

▼エーレン
「……入り口を探しましょう」

(どこを目指しているのか、と聞かれたら)
「2階のある部屋です。そこに……」
「……これ以上はお教えすることができないのです。申し訳ありません……」
「(PC②の手をとって)でもこれだけは信じてください。決して、あなたを傷つけるような目的ではありません」

(聞き慣れない少年の声)「くすくす。傷つけない? 本当に?」
「……どうかいたしましたか?」

◆結末
入れそうな入り口が見つかり、がさり、と物音がしたところでシーン終了。


●シーン3:密やかな再会

シーンプレイヤー:PC①
◆解説
PC②は強制登場。
◆描写

あなたは木々をくぐりぬけ、ようやく城にたどり着いた。
そこには手を取り合う少年少女の姿があった。
少女の方が弾かれたように手を離し、引っ込めた。

エーレンはPC①を目にすると、そのまま動きが止まってしまった。
PC①がエーレンに触れようとすると、バチリ、と音がして弾かれてしまう。

PC①はPC③と会ったときに何処かで見たような既視感を覚えた。
知覚判定に成功すると、リヒターに似ていることに気づく。

◆セリフ

▼エーレン
「……あ」
「い、いえ、なんでもありません」

(弾かれたのを聞かれたら)
「呪い、です」
「詳しく教えることが禁じられているのでそれしか言えません」

◆描写2

あなたたちが足を踏み入れた瞬間、茨がものすごい勢いであなたたちの間に壁を作り始めた。 PC①と少女は再び分断されてしまう。 これは悪徳である。 他のPCはどちらについていくか選択することが出来る。

◆結末
チーム分けがすんだらシーン終了


●シーン4:殺意

シーンプレイヤー:PC②
◆解説
茨がエーレンを殺害しようと狙ってくる。
戦闘シーンとなる。
セットアップごとに登場判定が可能。
ただし、エーレンをカバーリングできるのはPC②だけである。
茨のデータはボルゾイを使用。
◆描写

ふと気づくと周囲が殺気に充ち満ちていた。 そして、殺気が向けられている対象はエーレンだった。

◆セリフ

▼エーレン
「申し訳ありません。私のせいで……」

(PC①に会いたいのか、と聞かれると)
「……はい」

(聞き慣れない少女の声)
「このままだと、この娘はあの男に連れ去られてしまうよ? いいの?」

◆結末
エーレンの応急処置で1d10点回復する。


●シーン5:誘導

シーンプレイヤー:PC①
◆解説
2階のバルコニーに続く道は茨によって覆われている。
2d10点を支払って進むならば、シーン6へ。
そうでない場合はシーン7へ。
◆描写

◆セリフ


◆結末


●シーン6:追憶

シーンプレイヤー:
◆解説
◆描写

◆セリフ

▼誓いの言葉
「たとえ、離ればなれになっても、どんな姿にキミが変わっても、必ず見つけ出す」
「約束する」
「ありがとう、PC①」

「聞いたかい?」
「聞いたよ」
「これは面白そうだね」
「ああいう人間がいると、試してみたくなるよね」

◆結末
パラモルの囁くような笑い声とともに記憶が蘇った。


●シーン7:警告

シーンプレイヤー:PC③
◆解説
PC③に対して、最後の警告を行うシーン。
◆描写

◆セリフ

▼“黒”
「これが、本当に最後だ、PC③」
「今すぐ、ここから去れ」

(なぜ、こんなところにいたのか)
「けじめだ。昔、くだらない私欲のために友人をその手にかけた、な」

(父親なのか)
「だとしたらどうする? 妻も息子も捨てた男が父などと呼べるわけがなかろう」

◆結末


●シーン8:別離

シーンプレイヤー:
◆解説
◆描写

◆セリフ

▼魔神パラモル
「やっと来たよ」
「やっと来たね」
「さぁ、愛しい人の名を呼びかけてあげるといい」
「それだけで、彼女にかけられた呪いは解ける」

◆結末


●シーン9:選択

シーンプレイヤー:
◆解説
◆描写

◆セリフ

▼魔神パラモル

◆結末